建築学科 ここは、工学部建築学科のページです。
人と環境に理想的な未来を、建築で描き出す。
古くはエジプトのピラミッドから、奈良の法隆寺、東京スカイツリーまで...。
時代や文化を彩る建造物。それらを支えたのはいつも、当代最高の建築技術でした。
このことからもわかるように「建築を学ぶ」とは、人間とその営みから科学技術まで、極めて幅広い分野を学ぶことです。
本学科では、4年間で学修効果を最大限に高められるよう、建築環境・建築構造・建築デザインの3コース制を採用。
基礎をベースに、効率よく得意分野を伸ばせるカリキュラムを編成しました。
先進の実験装置が居並ぶラボや、一人一台製図台が揃う壮大なアトリエで、未来の建築を模索していきましょう。
学科の特色
基礎をおさえながら深く学べる3コース制
興味に合わせて効率よく学べるよう「建築環境」「建築構造」「建築デザイン」の3コース制を採用しています。コースの垣根を越えた科目履修が可能で、基礎を土台に自らの専門分野を伸ばせます。
キャリアの土台となるスキルを基礎から修得
設計製図課題に始まり、数々の演習や実験、卒業研究を経て、「人間·空間·環境」の理想的な関係を創造する建築を学んでいきます。ここで得たスキルは将来どの分野に進んでも確かな土台となります。
先進の実験装置が、日々の研究をサポート
構造実験室から音響実験室、仮想現実立体ドーム、風洞実験装置まで。日本有数の大型構造実験装置を学内に整備しました。
これらの施設を自由に活用し、精度の高い研究に臨めます。
グローバルな人材を育成するプログラム
共通教養科目や建築の専門的な英語を学ぶ学科科目で3年次まで英語科目を必修化しています。
派遣学生に選考されると、アメリカ、タイ、台湾、中国、フランスといった各国の大学に留学し研鑽を積むことができます。
3つのコース
建築環境コース
建築空間の「質」の向上のために必要な、建築内外の各種環境シミュレーション、室内環境の制御、建築設備の開発・改良のスキルを身につけます。
建築構造コース
目標は、地震や台風などに強い、安心・安全な建物をつくること。
そのために必要な新しい構法・エ法や新材料、コンピュータによる構造解析の手法などを学修します。
建築デザインコース
製図科目を柱に、建築・都市計画の基礎知識、デザイン理論や手法、建築史などを幅広く学び、これらを有機的につなげた「明日のデザイン」を考えます。
取得可能な資格・免許状
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所定の科目の単位を修得することで卒業と同時に(または実務経験を経て)資格などが得られる。教員免許状(高校一種数学・高校一種工業・中学一種数学)、技術士補、社会教育主事、学芸員、日本語教員
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所定の科目の単位修得または学科の卒業によって受験資格が得られる(実務経験が必要とされる場合があります)。一級・二級建築士、木造建築士、技術士、一級・二級建築施工管理技士、コンクリート診断士、コンクリート技士・主任技士、建築設備士、労働安全コンサルタント、労働衛生コンサルタント、衛生工学衛生管理者
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在学中の学修により資格試験に向けた準備ができるなど、学科との結びつきが強い資格。建築積算士、インテリアプランナー、インテリアコーディネーター、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士、建築基準適合判定資格者、宅地建物取引士
建築学科で学べる専攻科目一覧
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1年次BASICS
建築全般の
基礎を学ぶ設計・構造・環境・生産・材料など、様々な分野にわたる建築の基礎をしっかりと身につけます。
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2年次CHOICE
3コースに分かれて
学びに没頭2年次からコース制へ。建築全般と自分の特性に合った専門的な勉強の両方をバランスよく学べます。
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3年次GROWTH
卒業研究・履修資格
CHECK今までの学びを土台にさらに専門的な学修へ。卒業研究に参加できるかどうかは3年次までの成績で決まります。
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4年次EXPERT
卒業研究で
4年間の集大成ついに卒業研究へ。卒業後は大学院に進学、あるいは実社会で研鑽を積みながら各分野のエキスパートをめざします。
1年次 | 2年次 | 3年次 | 4年次 | ||
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基礎科目 | 各コース共通 |
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専門必修科目 | 各コース共通 |
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建築環境コース |
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建築構造コース |
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建築デザインコース |
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専門選択科目 | 各コース共通 |
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建築環境コース | 他コースの専門必修科目を専門選択科目として学べます | 他コースの専門必修科目を専門選択科目として学べます | |||
建築構造コース | |||||
建築デザインコース | |||||
関連科目 |
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- 総合工学プログラムの主要専門科目として履修できる科目[履修年次★2年次★3年次]
- 上記カリキュラムは2018(平成30)年度の専攻科目名のみを掲載しています。より詳細なカリキュラムは大学ホームページでご確認ください。
- 建築学科では、2・4年次進級時に「進級制度」を設けています。
世界基準をめざす建築学科だから、学びの舞台もグローバル!
建築学科では、韓国(成均館大学校)、台湾(台湾科技大学)、中国(哈爾浜工業大学)、タイ(モンクット王トンブリー工科大学)の4大学と東アジア5大学建築学術交流を実施。夏の学生交流設計ワークショップでは、各大学より学生が参加した国際協同チームで、設計課題に取り組みました。
また、台湾科技大学、フランス国立モンペリエ高等建築学校、ケルン工科大学で神大生が留学生活を送っています。